Klog ~あきらめの悪い男~

あきらめの悪い30代男が不器用ながらも前向きに生きるためにあがきます。

人生ほどほど

自分を好きになろうとか、自分に自信を持て、とかいう言葉が苦手です。僕は自己肯定ができないまま育ってきて、色んなもんを拗らせたままオッサンになってしまった。これは親の教育方針に問題があったのだろうと責任転嫁してたのですが、今でも自己を肯定するとか、自分に自信を持つとかいう感覚がよくわからないのです。何を根拠に?と思ってしまう。

 

おそらく、その理由は成功体験が少ないからではないか?と思ってます。よく考えると当然で、見た目も頭も運動神経も「良くない」から、成功体験を得られる機会が乏しかった。でもこれって世の中の人のほとんどがそうなのかもしれない。だって凡人のほうがマジョリティだから。

 

だから最近「良くない」ではなく、「悪くはない」と思うようにしました。よく、自分を必要以上に卑下してマイナス思考になり、それを口に出して相手に気を遣わせる人いますけど、あれは自分にとっても相手にとっても最悪。(自分もやってたけど…)というか、単純に相手に迷惑かけてるので、やっちゃいけないことですね。

 

ということで、少しでも自分を肯定して前向きに生きるために、自分自身も人生も、そんなには「悪くない」と思っていればいいのではないかと。祖父も「人生ほどほど」と手帳に書き遺していた。今考えると、ほどほどって悪くないよな。