『日本再興戦略』落合陽一
【響点】
・一人がひとつの天職によって生きる世界観に我々はもともと住んでいない。
100の生業を持ちうる百姓として生きることが性に合っている。
・日本人はワークとライフを二分法で分けること自体が文化的に向いていない。
仕事と生活が一体化した「ワークアズライフ」のほうが向いている。
ストレスを感じなければ無限に残業したってええじゃないか。
・今の教育は「やりがいややりたいことがない」という自己否定意識を持った歪んだ人間を生んでいる。(・・・オレやん。)
・日本はIT鎖国するべきだった。中国のようにアリババやテンセントやバイドゥを生むことができなかった。2000年代の日本はIT鎖国をした中国をグレートファイアウォールと揶揄してたが、結果として中国が正しかった。
・これからは職業のポートフォリオを組みながら暮らしていくことになる。
・弁護士や会計士、税理士などは社会制度を複雑にしたおかげで生き残った職業である。給料は高いが社会に富も価値も生み出していない。制度を難しくこねくりまわしているだけで、あまり意味ない。
彼の名は落合陽一。
時代の寵児ではあるし、いわゆる天才なんだろうけど、ちょっと浮世離れ感が凄すぎてテレビやNewsPicksに出演してる時はあまり話が入ってこない。
本もこれでもういいかな。